皆さん、こんにちは!らむ@Toraco(@ram_toracolumn)です!
2024年の阪神タイガースは、日本一となった2023年のような勢いが感じられず、ペナントレースでは何とか上位に踏みとどまっているものの、苦しい日々が続いています。
そんな中、とりわけ2023年と比較して調子が悪いのが、ショート・木浪。
明らかにバッティングの調子が悪いのですが、一方でここまで多くの試合でスタメンを張っており、このことに疑問を持つ阪神ファンも多いように感じます。
なぜ、木浪はここまでスタメンで出られているのか…。
本日は阪神タイガースをこよなく愛する生粋のToraco・私らむが、ショート・木浪がなぜスタメンで出続けているのかについて、お話ししようと思います!
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木浪のこれまで
阪神を代表する選手のひとりである、木浪聖也。彼はいったい、どんな選手なのでしょうか。
「キナチカ」でおなじみのルーキー時代
彼は、社会人野球ホンダから2018年ドラフト3位で阪神タイガースに入団すると、新人となる2019年に、鳥谷や北條とのポジション争いを勝ち抜いてショートで先発出場。
初年度から一定の成績を残し、同じく当時のルーキーであった、同い年で入団同期の近本とともに「キナチカ」と呼ばれて親しまれました。
一方、2020年からはケガや、同じくショートであった中野の台頭により、出場機会を減らしてしまいます。
2023年、岡田監督のもとで再び台頭
そんな中、2023年は開幕スタメンこそ小幡であったものの、4月途中からスタメンで出場すると、安打を量産します。
打順は8番でしたが、この8番・木浪が出塁して、9番のピッチャーが手堅く送り、1番の近本が返すという得点パターンが定着したことで、木浪は「恐怖の8番打者」と呼ばれ、相手チームに恐れられる存在となりました。
また、満塁機に非常に強いことから「満塁男」としても知られる存在です。
2024年は絶不調…苦しむ木浪
そして、そんな木浪は、2024年もショートのレギュラーとして開幕からスタメンを張るのですが…
今年は、どうもピリッとしません。
「飛ばないボール」疑惑が漂う中、阪神のバッターが全体的に調子を落としている傾向にあるのですが、その中でもとりわけ木浪の不調は著しく、打率も2割前後をウロウロしているような状況です。
そんな中、岡田監督は木浪を信じて粘り強く起用を続けるのですが、その粘り強さゆえに、チャンスに凡退してしまうシーンを目にする機会も極端に増えてしまったため、負け試合において木浪に厳しい視線を向けてしまうことも多々ありました。
デッドボールで負傷…ライバル・小幡が活躍
そして、そんな木浪を襲ったのが、デッドボールによる負傷です。
6月15日、ソフトバンク戦で背中に死球を受け、左の肩甲骨を骨折。これにより、戦線離脱を余儀なくされてしまいます。
これに伴い、代わってスタメン出場したのが、目下の木浪のライバル・小幡。小幡はこのチャンスに、勝負強い打撃と、素晴らしい守備でチームに貢献します。
小幡は打率.250程度と、打線が不調な中にあって、一定の成績を残すことに成功するのです。
今度は小幡が負傷…復活の木浪も、調子は戻らず
しかし、この小幡が今度は負傷してしまいます。
7月17日の東京ドーム、巨人戦で、走者だった小幡は本塁クロスプレーで肉離れ。せっかくここまで攻守に活躍できていたのに、ここに来てまさかの離脱。
これに代わって、ケガが癒えた木浪が再び一軍に上がってくるのですが…木浪の調子はやはり負傷前と変わらず、なかなかヒットが出てきません。
打率もやはり2割前後にとどまっており、場合によっては1割台まで落ちてしまうことがあるほどの危機的な状況です。
それでも木浪がスタメンの理由
しかし、そんな木浪であっても、岡田監督は、かたくなにスタメン出場を続けさせます。
いったい、なぜなのでしょうか。
【理由①】他に適任者がいない
ショートのスタメンについては、仮に木浪が不調の場合、小幡を起用するのがセオリーですが、その小幡も現状は故障で一軍登録を抹消されている状況です。
となると、3番手ショート…ということになるのですが、実はこの3番手ショートで、一軍戦力になれるほどの選手がいなかったりするのが実情です。
要は、
という状況なのです。
ファームでは、髙寺がショートのスタメンで出てきており、一時は一軍でも出場していた選手ではあるのですが、首位争いに踏みとどまっている中でのスタメン起用は、かなり厳しそうな感じもします。
なお、最近は木浪に代打が出されることも出てきましたが、木浪に代打を出した後の守備固めには、熊谷が起用されています。
【理由②】岡田監督の「過去の実績重視起用」
岡田監督は、過去に実績のある選手を重用する傾向にあります。
これはこれで確実に勝利を挙げるために必要なことではあるのですが、一方で、将来性のある若手がなかなか出場機会が得られず、実績のある選手に衰えが見え始めてきたとき、世代交代がうまくいかないというデメリットもあります。
桐敷、岩崎が登板過多に陥っていたり、なかなかノイジーを見切れなかったり、キャッチャーだと梅野・坂本以外のキャッチャーに出場機会を与えなかったり…というのは、その際たる例だと言えるでしょう。
このため、木浪についても、2023年の活躍のイメージが強く残っているのか、岡田監督はなかなかスタメンから外す判断ができていないように感じます。
まとめ
以上、本日は、不調に悩む木浪が、なぜスタメンから外れずに起用されて続けているのかについて、過去の木浪の実績を振り返りながら、考察してみました。
木浪は、ルーキー時に華々しい活躍をし、2023年も岡田監督にその実力を見出されて、優勝に大きく貢献しました。
一方で、その勝負強さの印象がなかなか消えないのか、岡田監督は不調になってもなかなか外すことができず、もう1人のショート・小幡も故障してしまう中、代わりの選手が育っていないため、木浪を使わざるを得ない状況に陥っているのです。
今回は木浪にフォーカスを当てましたが、この「実績ある選手をなかなか外せない」という岡田監督の傾向は、「選手層が厚くならない」「世代交代がうまくいかない」という形で、チームに深刻な副作用をもたらしているようにも感じます。
日々の試合を勝ちながら、後継選手を育成する…なかなか、難しいことだとは思うのですが、いつまでも今の戦力のまま試合を続けることは出来ません。
未来のための采配、そして木浪の復調を、今はただ、祈るばかりです。