2024年

阪神「アレンパ」は公式スローガンじゃない?誰が言い出した?

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皆さん、こんにちは!らむ@Toraco(@ram_toracolumn)です!

2024年の阪神タイガース、前半戦は思わぬ苦戦を強いられましたが、オールスター明けから打線が繋がりだし、2年連続の優勝…すなわち「連覇」が視野に入ってきました。

ところで、そんな阪神タイガースの連覇のことを「アレンパ」とよく言います。

この「アレンパ」、誰が言い出したのか…。

本日は阪神タイガースをこよなく愛する生粋のToraco・私らむが、「アレンパ」という言葉について、お話ししようと思います!

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2023年の「アレ」は公式スローガンに

2023年の阪神タイガースを象徴する言葉「アレ」。

これは、阪神タイガースの監督に就任した岡田監督が、優勝を過度に意識しないようにということで、優勝という言葉を「アレ」に置き換えたものでした。

この「アレ」は、もともとオリックス監督時から使っていたものでしたが、2度目の阪神監督就任時にも同様に使うことを宣言。

「アレ」を「優勝」に昇華

すると、阪神タイガース公式は、この言葉を、アルファベットで「A.R.E」と表記する形で、公式スローガンへと位置づけます。

その後、阪神タイガースは2023年にリーグ制覇を果たし、見事に「アレ」を「優勝」へと昇華させるのです。

佐藤輝が提案した2024年のスローガン「アレンパ」

さて、その後、リーグ優勝、さらには日本一を達成したことで、さまざまな場でコメントを求められるようになった阪神タイガースの選手たち。

そんな中、佐藤輝が毎日放送のテレビ番組「せやねん!」で、来年の目標を聞かれ、

アレンパを達成したいと思います

とコメント。

「アレ」と「連覇」を組み合わせた「アレンパ」…。

この言葉の語呂の良さを気に入った岡田監督は、兵庫県尼崎市で開催された優勝報告会で、

「『アレンパ』は思い浮かばなかった。初めて佐藤をすごいと思った。これはなかなか大したもんだ

と、これを絶賛するコメントをします。

らむ
らむ
なるほど、「アレンパ」の考案者は佐藤輝なんですね!

実際の公式スローガンは「A.R.E Goes On」

しかし一方で、阪神タイガース内部では既に来年のスローガンは議論が進行していたようで、岡田監督は

「『A.R.E』をね、少しアレンジした形で、何かつけるって聞いたけど」

と、この時点で既に「アレンパ」ではない別の言葉がスローガンとして決まっていたかのようなニュアンスの発言をします。

その後、2023年12月12日、阪神タイガース公式は、2024年のチームスローガンを

A.R.E Goes On

と決めた旨を発表します。

リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが 『A.R.E. GOES ON(えーあーるいーごーずおん)』です。

※阪神タイガース公式サイト「2024年チームスローガン」より

定着しない新スローガン

しかし、この新しい「A.R.E Goes On」というスローガンは、阪神ファンに親しまれることは、ほとんどありませんでした

なぜ、「A.R.E Goes On」は定着しなかったのか。

「優勝を意識しないように」で生まれた「アレ」を、優勝後もほぼ使い続けることに違和感があったこと。

せっかく定着した「アレ」につけた「Goes On」という言葉が、どう見ても蛇足であること。

そもそも「Goes On」という言葉になじみがないこと…。

さまざまな理由が考えられますが、いずれにせよ、ファンの中で「A.R.E Goes On」という言葉は、全く定着しませんでした。

定着する「アレンパ」

その代わりに、ファンも選手も、マスコミもこぞって使っているのが、公式スローガンにならなかった「アレンパ」。

「アレ」と「連覇」を組み合わせた分かりやすさ。

シンプルな語呂の良さ。

そしてそれを、主力選手である佐藤輝が提案したという面白さ…

そういったところから、2024年の阪神タイガースは、公式の「A.R.E Goes On」は単なる建前的なスローガンにとどまってしまい、その代わりに「アレンパ」が実質的なスローガンとなって、多くの人に親しまれるに至るのでした。

まとめ

以上、本日は「アレンパ」という言葉について考えてみました。

2023年のスローガン「A.R.E」は「アレ」からの分かりやすさで多くのファンに定着しましたが、一方で2024年の「A.R.E Goes On」は、「Goes On」という言葉の蛇足感ゆえに、ファンの間ではあまり定着していません。

その代わりに定着したのが、佐藤輝が何気なくテレビで発した「アレンパ」

こちらは語呂の良さ、分かりやすさで、一気に定着し、公式スローガンのことを完全に忘れさせるほど。

今から「アレンパ」を公式スローガンにすることは難しいのかもしれませんが、ここまで来た以上、ぜひ公式スローガンではない…だけど多くのファンに愛された言葉「アレンパ」を達成してほしいと思います!