皆さん、こんにちは!らむ@Toraco(@ram_toracolumn)です!
2024年の阪神タイガースは、得点面において昨年度ほどの勢いはないものの、投手陣を中心にした守りが堅く、なんとかペナント争いの上位に食い込めています。
そんな投手陣、前半戦では特に活躍著しく、ピッチャー達が崩れなかったおかげでロースコアゲームをものに出来た試合が何度もありましたが…
一方で、後半戦になると中継ぎ陣が崩れて敗戦する試合も目につくようになりました。
とりわけ気になるのが、ここまで安定感を誇っていながらも、そろそろ疲れが気になる、石井・桐敷の2人です。
これだけシーズン通して活躍している2人ですから、そろそろどこかで疲れが見えても良さそうなところ、岡田監督は彼らに全幅の信頼を置いているのか、かなりの登板機会を与えています。
なぜ、岡田監督は、石井・桐敷のように中継ぎを酷使してしまうのか…。
そこで、本日は阪神タイガースをこよなく愛する生粋のToraco・私らむが、岡田監督の中継ぎ起用について、石井・桐敷の話も含めて、お話ししようと思います!
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【石桐】中継ぎで奮闘する石井と桐敷
石井と桐敷。
勝ち試合、そして接戦のイニング後半において、頻繁に登板するピッチャーです。
石井というピッチャー
石井は小柄な体格から投じるパワフルな150キロ超のストレートと、オーバースローでは珍しいシンカーを武器に、相手打者を力でねじ伏せるピッチングが持ち味。
また、プロ野球史上初の高専(高等専門学校)出身の選手というエピソードも持っています。
桐敷というピッチャー
桐敷は、サウスポーのスリークォーター。140km/h台後半のストレートと多彩な変化球を武器に、奪三振能力の高さで抜群の安定感を誇っています。
岡田監督には、そのオールマイティーさから、
と呼ばれていますが、一方でネットでは、西勇輝にいじられた「ルーキー桐敷」のインパクトが強かったためか、何年経っても「ルーキー桐敷」と呼ばれていたりもしています。
そして、ともに接戦で登場し、相手打線の勢いを封じてくれるこの2人は、それぞれの名字の頭文字をとって
と呼ばれています。
関西の方であれば、「いしきり」といえば大阪府東大阪市にある「石切剣箭神社」、通常「石切さん」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、まさにこの2人の安定感あるピッチングは、あがめ奉られるに近い、神がかったものを感じるものでした。
岡田監督は中継ぎ・抑えを酷使する
さて、これだけ安定感あるピッチャーですので、岡田監督としては、抜群の信頼を置き、いわゆる「勝ちパターン」としてはもとより、僅差で競っている試合などにおいて、勝ち越し・逆転を期待する中で積極的に登板させるケースも、多々見られます。
その結果、2024年8月22日終了時点において、石井の登板数は38、そして桐敷の登板数に至っては何と53試合にも上っています。
ちなみに、クローザーの役割を担うことの多い岩崎は48試合、そしてゲラは44試合に登板しています。
このように、岡田監督は
という傾向にあります。
なお、別記事でも述べていますが、守護神の役割を担う岩崎は、疲れが出ると打たれやすくなる傾向にあるのですが、岡田監督はかなり積極的に岩崎を起用するので、疲れがたまってきた場面で打たれて勝ち試合を落とす…というシーンも何度も見られました。
なぜ岡田監督は石井・桐敷を酷使する?
なぜ岡田監督は、石井・桐敷をはじめ中継ぎ投手達をここまで酷使するのでしょうか。
【理由①】安定感ある選手の実績を信用している
まず真っ先に挙げられるのが、岡田監督は投手・打者問わず、全体的に「選手の実績」を強く評価して選手起用をする傾向があります。
「前に活躍した選手は、今回も活躍するに違いない」
という、ある種のアンコンシャス・バイアスに近い思考回路で選手の起用を決めているところがあり、それゆえに好投が続くピッチャーは、優先的に起用される結果、登板過多になってしまうのです。
【理由②】ロースコアの接戦が多く、良い投手の出番が多い
阪神は、投手力が高いチームですので、試合が全体的にロースコアになりがちです。
そのため、「1点を失うと負ける」「1点を守り切らないといけない」という厳しい展開の試合に直面することが、特に前半戦では数多く見られました。
こういう試合展開においては、中継ぎ投手も失点リスクの高い選手を出すわけにはいかず、自ずと「勝ちパターン」の選手に限られてきてしまいます。
そうなると、石井・桐敷はロースコアゲームをモノにする上で、欠かせない戦力として起用されざるを得ないのです。
このこと自体が悪いわけではないのですが、いかんせん阪神の場合はロースコアゲームが多いが故に、登板過多を招いてしまっている面は、多分にあるでしょう。
【理由③】先発投手の降板が早い
一昔前に比べると、今は「先発完投型」のピッチャーというのはすっかり減り、どちらかというとクオリティスタートで最低限の試合を作り、6回程度を目安に降板、というパターンが多くなりました。
こうなると、先発投手の負担は軽くなりますが、一方でどうしても中継ぎ・抑え投手に強い負担がかかってしまいます。
今、勝ちパターンの投手と言えば、
- 【中継ぎ系】石井、桐敷
- 【抑え系】ゲラ、岩崎
と、4名もの安定感あるピッチャーを抱えていますが、この4人のピッチャーが軒並み登板過多になっているという状況です。
特に阪神の場合、これまで見てきたように、先発投手が毎回早めに降板する上、僅差で競り合う試合が多いので、どうしても勝ちパターン投手の登板機会が増えざるを得ません。
まとめ
以上、本日は、阪神の勝ちパターン中継ぎとして、抜群の安定感を誇る石井と桐敷について、その安定感を評価しつつ、酷使が続いている現状について考察いたしました。
どうしても安定感があるがゆえに、つい登板の機会を増やしたくなってしまう、石井と桐敷ですが、現状、特に桐敷については、明らかな登板過多といった状況に見受けられます。
岡田監督は、実績重視の、アンコンシャス・バイアスが強く出た選手起用をする傾向があるため、実績と安定感のある投手は優先的に起用されてしまい、これが登板過多を招いている面は否めません。
一方で、今の阪神はどうしてもロースコアゲームでの競り合いが多くなってしまうため、「勝ちパターン」の投手の出番が増えてしまわざるを得ない実情があります。
また、先発ピッチャーの降板が昔と比べて早くなっている、野球観の変化も影響している面がありそうです。
石井と桐敷、安定感あるピッチングを、ファンはいつも心強く思っていますが、一方で登板過多で壊れてしまったり、極端に調子を落としてしまわないか…とても心配だったりするのです。