2024年

阪神・岩崎、今年はなぜ打たれる?守護神は向いてない?

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皆さん、こんにちは!らむ@Toraco(@ram_toracolumn)です!

2024年の阪神タイガースは、序盤こそ投手力が安定し、それを武器に何とか接戦をものにする展開も目立ちましたが、後半戦になって、投手陣が崩れてしまうシーンが目立つようになりました。

とりわけ気になるのが、昨年度の守護神・岩崎が最終回に登板し、打ち込まれてしまう展開

昨年度、リーグ優勝の瞬間に、そして日本一の瞬間にマウンドに立っていた守護神が、なぜ今年はここまで打ち込まれているのか…。

本日は阪神タイガースをこよなく愛する生粋のToraco・私らむが、2024年の岩崎はなぜここまで打たれてしまうのかについて、お話ししようと思います!

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岩崎とはこんな投手

さて、今回取り上げる岩崎優とは、どんな投手なのでしょうか。

もともとは先発⇒中継ぎへ転向

岩崎は、国士舘大学から2013年ドラフト6位で阪神タイガースに入団。

すると、初年度から先発投手として一定の成績を残します。とりわけ、同期入団・同学年の梅野との新人バッテリーコンビは、当時の阪神ファンに、強いインパクトを残しました。

その後、2016年の途中から、チーム事情もあって中継ぎに転向。その後は、主に勝ちパターンを担う左の中継ぎとして、貴重な戦力としてチームに貢献します。

そして「チャンピオンチームの守護神」へ

そんな岩崎に大きな転機が訪れたのが、2022年。

当初は同様の、「勝ちパターンにおける中継ぎ」が想定されていたのですが、この年にリリーフエースとしての起用が想定されていたケラーが、開幕戦から乱調で、岩崎は代わって守護神の座につきます。シーズン途中、一時調子を崩したときはあったものの、この年は防御率1.96、28セーブとまずまずの活躍。

そしてその翌年、岡田監督が新たに監督となった2023年は、前年大活躍した若手の湯浅が守護神になることが想定されていましたが、この湯浅もまた調子が上がらず、守護神の座を奪われて二軍行きとなります。

ここで代わって守護神に就いたのが、またしても岩崎。岩崎はこの年、シーズン30セーブを達成するとともに、リーグ優勝の瞬間、そして日本一の瞬間にマウンドに立つという、まさに「チャンピオンチームの守護神」として君臨するのです。

ピッチャー・岩崎の特徴

さて、この岩崎ですが、ピッチングの様子を見ると、ストレートは144km/h程度が平均的で、パワーピッチャーが務めることの多い守護神の中にあっては、ぱっと見た感じ、インパクトを欠くように思います。

ただし、それはあくまでスピードガンによる数字の話でしかありません。

岩崎の最大の特徴は、ゆったりとした、球持ちのよいフォームから繰り出される、打者にとって非常に見えにくく、打ちにくい球です。

スピードガンの球速こそ140km/hそこそこかもしれませんが、体感速度は150km/h台半ばにまで達すると言われるほど、岩崎のフォームから繰り出されるストレートには体感速度があるのです。

また、全く同じフォームから変化球を投げることができるのも、岩崎の大きな特徴。

加えて、「鉄仮面」とも呼ばれる彼の無表情な様子からは、ピンチに動じない強さが感じられるとともに、打者からしても何を考えているか分からないという難しさがあります。

このため、岩崎には「スペックからは分からない打ちにくさ」があるということができるのです。

岩崎は疲れがたまると一気に調子が崩れる

このように、岩崎は打者からすると非常に打ちにくい特性を持っているピッチャーではあるのですが、一方で、ひとつ、大きな弱点を抱えています。

それは、

岩崎は、疲労がたまると、フォームが崩れて、球持ちなどの長所が消えてしまう

ということ。

実際、岩崎は調子が良いときには抜群の安定感を誇るのですが、連投が続いたり、長期間投げ続けたりして疲労がたまると、それまでの安定感がウソのような大きな崩れ方をしてしまうことがあります。

たとえば、ケラーに代わる守護神として活躍していた2022年。この年は、途中までは抜群の安定感を誇っていた岩崎ですが、夏ごろから、岩崎のピッチングに疲れが見えるようになります。

それが顕著に表れたのが、2022年8月14日、京セラドームで行われた対中日戦。

試合は阪神がリードする展開で進み、最終回には岩崎がマウンドに立ちます。しかしここで岩崎は、ランナーを一塁・三塁に背負う苦しい展開に。その状況で投じた一球は、キャッチャーの頭を大きく超える大暴投になってしまいます。

これが決勝点となって、岩崎は負け投手に。

この年は苦しいながらもAクラス入りし、何とか少しでも上位に食い込めるよう頑張っておりましたが、岩崎の調子が悪くなるタイミングと合わせて、チームも勢いがなくなっていくのでした。

らむ
らむ
この、2022年シーズン後半での岩崎の不調が、2023年開幕前の湯浅守護神待望論につながっていったようにも思います。

2024年は厳しい展開が続いて疲労がたまった…?

このように、岩崎は調子が良いときは安定しているのですが、疲労をため込んでしまうと、持ち前の球持ちの良さが消え、結果として打ち頃の球を投げるピッチャーに終わってしまいます

2023年は年間を通して比較的安定していた岩崎ですが、2024年はシーズン前半にヒリヒリするような投手戦が多く、その中で岩崎は緊迫感あるシーンでのピッチングを余儀なくされ、例年以上に疲労をため込んでしまっている可能性が、非常に高いです。

これまでも、「岩崎は3連投になると並のピッチャーになる」とずっと阪神ファンの間では言われており、できるだけ連投は回避するように岡田監督も采配していたと思いますが、今年は厳しい展開が多く、岩崎の登板機会を増やさざるを得ません。

そのことで、岩崎がシーズン中に大きく消耗してしまい、シーズン後半に調子を崩してしまったと考えられるのです。

2022年と同じパターンで打ち込まれる…

なお、岩崎のこの傾向は、別に今に始まった話ではありません。先ほど見ていただいたように、実は2022年において既に如実に示されており、毎年阪神を応援しているファンからすると、

ああ、2年前と同じパターンか…

と、比較的淡々と受け入れられているようにも感じます。

まとめ

以上、本日は、2023年において、「チャンピオンチームの守護神」という圧倒的な存在感を発揮した阪神・岩崎が、2024年の後半戦当たりから打たれてしまっている状況について、考察してみました。

岩崎は、調子さえ良ければ、球持ちの良さから、球速表示以上のスピードを打者に感じさせることのできる、非常に優れたピッチャーなのですが…

一方でそれは岩崎のピッチングフォームが安定しているからこそ実現できることであり、疲労などでピッチングフォームが崩れてしまうと、球持ちの良さを失って、並のピッチャーに終わってしまうのです。

岩崎の良さを活かすには、きちんと疲労を抜きながら、常に好調な状態でマウンドに立たせることが求められます。

良いピッチャーだし、安定感もありますので、つい登板過多にしてしまいますが、実は岩崎が打たれないようにするために必要なのは、岩崎自身の努力や工夫というよりは、

「岩崎がベストパフォーマンスを発揮できるような日々の選手起用」

です。

岩崎が打たれるのは、岩崎のせいというよりは、岩崎が調子を落とすような使い方をしてしまう、首脳陣の方に問題があるのかもしれませんね。

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