皆さん、こんにちは!らむ@Toraco(@ram_toracolumn)です!
2024年の阪神タイガースは、得点力不足に苦しみながらも、なんとか首位争いに食らいついていましたが、終盤になって勝ちきれない試合が続き、ついに9月28日、巨人の優勝を許してしまいました。
昨年度のチャンピオンチームであったことがウソのような終盤の失速に、多くの阪神ファンは、ガッカリしているところです。
2024年の阪神は、いったい何がダメだったのか…。
本日は阪神タイガースをこよなく愛する生粋のToraco・私らむが、2024年阪神タイガースが優勝できなかった理由について、お話ししようと思います!
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2023年の阪神タイガース
昨年2023年の阪神タイガースを振り返って見ますと、この年は、セリーグを圧倒的な強さで制し、クライマックスシリーズも危なげない勝ち方で勝利。
日本シリーズも、強敵オリックスと最終戦第7戦までもつれながらも、最後はこれを制して、38年ぶり2度目の日本一に輝きました。
その背景には、しっかり四球を見極める出塁率の高さや、8番を起点とした得点力の高さ。
そして何より、村上や大竹、伊藤将司、才木に代表される先発陣の安定感に起因するゲームメイク力が、優勝に至った源泉だと言えるでしょう。
また、個々の選手に圧倒的な能力があったわけではありませんでしたが、岡田監督の巧みな采配によって、総合的なチーム力を高めていた面も、大いにあったと考えられるところです。
2024年の阪神はなぜ優勝できなかった?
さて、そんな2023年の阪神タイガースだったのですが、今年2024年は、残念ながら巨人の優勝を許してしまい、焦点はクライマックスシリーズで逆転し、日本シリーズへ出られるかどうか、というところにきています。
昨年のチャンピオンチームが、なぜここまで弱体化してしまったのでしょうか。
【理由①】前半戦における主力選手の大幅な不振
前半戦は、とにかく主力のバッターが軒並み不調で、打率2割を切るか切らないか、というレベルで、多くの選手たちが苦しんでいました。
クリーンナップを打つ森下、佐藤輝、大山が全員1度は二軍行きを経験しているというのは、まさにその象徴だと言えるでしょう。
今年は、公式にこそ否定されていますが、「飛ばないボール」疑惑もあって、どのチームもバッターが苦しんでいましたが、特に阪神はもともとの打力がそれほど強くないこともあって、その影響を大きく受けてしまったものと考えられます。
【理由②】岡田監督の「アンコンシャス・バイアス」采配
岡田監督の采配や選手起用の傾向を見ていると、とにかく
- 過去の実績重視
- いわゆる「左右病」の発症
が見られます。
具体的な事例として、
- 調子の良い前川よりも、助っ人外国人であるノイジーを重用
- ノイジーを見切ったと思ったら、今度は左投手のときは前川を下げる
- 梅野は打率1割台なのに、終盤チャンスでも代打を出さない
- 今年好調の石井・桐敷を酷使し、終盤戦で崩れて失速の原因に
- 今年明らかに調子の悪い伊藤将司にこだわり、先発中継ぎとフル稼働
といったところが挙げられます。
これらの采配は、いずれも「過去の経験に基づく一般論」で言えば妥当なのですが、その「過去の経験」に過度にこだわりすぎるあまり、「今、この瞬間」における合理的な判断ができなくなっています。
こういった思考回路のことを「アンコンシャス・バイアス」といい、特に古いタイプの人間が陥りがちなのですが、岡田監督はまさにその「アンコンシャス・バイアス」が強く出てしまっていると言えるでしょう。
【理由③】後半戦における中継ぎ投手陣の失速
前半戦は得点力不足に苦しんでいた阪神タイガースでしたが、オールスター後から打先陣が復調し、一定の得点力を得たことで、一時は連勝を重ねることができていました。
しかしその好調もつかの間、いわゆる「死のロード」期間に入った頃から、再び負けが込むようになってきました。
その背景にあるのが、
です。
阪神タイガースといえば、豊富な先発陣と、後を引き継ぐ盤石の中継ぎ陣が、昨年の優勝に大きく貢献しており、今年の前半戦もあの得点力不足の中で大きく失速しなかったのは、ここが大きいとされています。
一方、その中継ぎ陣も、後半戦になると安定感を失い、試合が壊れるようになっていきます。
序盤は活躍できていた加治屋や漆原、島本は中盤戦までの間に打ち込まれるようになって、機能しなくなります。
加えて、勝ちパターンとして活躍していた石井・桐敷の「石桐」コンビも、登板過多からか、ついに終盤戦になって打ち込まれるようになってしまいました。
【理由④】有力選手の放出
阪神タイガースは、2023年オフ、これといった補強をしませんでした。
岡田監督的には、「来年度も、今年の優勝メンバーで十分優勝が狙える」との算段だったのでしょうが、選手は毎年調子が良いとは限りませんし、中堅からベテランについては衰えが見えてきてもおかしくありません。
また、投手に関しては「消耗品」と言われるくらい、酷使していると調子が悪くなっていくもの。
にもかかわらず、岡田監督は2023年オフに、リリーフの一角を担うゲラを除くと、これといった補強をせず。
それどころか、内野のユーティリティ選手として活躍していた山本泰寛、走攻守のバランスが良い板山祐太郎を戦力外として放出。さらには、勝ちパターンを担っていたケラーまでもを自由契約としてしまいます。
特に、山本については、昨年度の優勝メンバーである中野・木浪がそろって絶不調な中、仮に阪神に残っていれば絶対に出番があったと思われます。
また、ケラーについても、中継ぎ陣が終盤になって崩壊しつつある中、このレベルのピッチャーが残っていれば、もう少しブルペンに層の厚さが出せたはず。
放出した山本と板山は中日で、そしてケラーは巨人で、ともに欠かせぬ戦力として、大活躍しています。
選手の入れ替えは結果論とはいえ、
- 今年の阪神の状況で必要とされたであろう選手を切り、
- その切られた選手が、同一リーグ他球団で活躍している
という状況は、今年の阪神タイガースの成績からすると、さすがにいろいろ考えさせられるものがあります…。
まとめ
以上、本日は、2024年の阪神タイガースがなぜ優勝できないのか、なぜこんなに弱くなってしまったのかについて、考察させていただきました。
2023年のチャンピオンチームとは思えないくらい、苦戦が続いている2024年の阪神タイガース。
その背景には、前半戦のバッター陣の不調、後半戦の中継ぎ陣の不調などもありますが、何と言っても岡田監督の「思い込み(アンコンシャス・バイアス)」による妙な采配や、有力選手の放出によって、昨年度持っていたチームのポテンシャルが、十分に発揮できなくなっていた面は否めません。
2024年の阪神タイガースの敗因は、率直に言って、大変分かりやすいものでした。だからこそ、振り返りや見直しは、容易なはず。
ぜひ冷静に振り返って、2025年の阪神タイガースのチームづくりに、活かしていただきたいと思います!