皆さん、こんにちは!らむ@Toraco(@ram_toracolumn)です!
2024年の阪神タイガースは、前年度のチャンピオンとしての矜持で、ここまで何とか首位争いに食らいついていましたが、後半戦、いわゆる「死のロード」で息切れして、リーグ優勝は一気に厳しい状況になりました。
この「息切れ」期間中の負け方については、選手のプレイもさることながら、岡田監督の采配に疑問符がつくものが多く、
といった感じで、多くの阪神ファンがSNS上で疑問を呈している状況です。
しかし、そういった多くの阪神ファンが抱くような疑問を、岡田監督と直接話す機会のあるマスコミの記者たちは、誰も岡田監督にぶつけないのです。
なぜ、マスコミは岡田監督に采配への疑問をぶつけないのか…。
本日は阪神タイガースをこよなく愛する生粋のToraco・私らむが、岡田監督の采配批判をマスコミが行わない理由について、お話ししようと思います!
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なぜ?理解に苦しむ岡田監督の采配
2024年8月の岡田監督の采配は、理解に苦しむものが非常に多くありました。
詳しくは他の記事で詳述していますが…
打率1割台と低迷する木浪、梅野をスタメンから全く外さず
調子の悪い梅野にほぼ代打を出さず、チャンスをことごとく潰す
左ピッチャーが登板すると、バッティングが期待できる前川をスタメンから外す
絶好機のゲッツーはよく見た光景
…といった具合です。
とりわけ、絶好の得点機で梅野に打席が回ってきたとき、ここで代打を出せば得点の可能性が非常に高まるにもかかわらず、岡田監督が漫然と梅野を打席に送りこんで、ゲッツーでチャンスが潰れてチェンジ…という光景は、この8月に、イヤというほど見せられたものでした。
岡田監督の批判をしないマスコミ
このような、
- 理解しがたい采配を繰り返し、
- その結果としてチームは敗戦し
- 試合終了後は自らの采配について自省することなく、
- 不機嫌な口調で選手批判を繰り返す
といった行動を繰り返す岡田監督に対し、ファンのフラストレーションは最高潮。
ところで、こういった采配への疑問は、いまやSNSでも多くのファンが批判的に語っているにもかかわらず、
のです。
SNSでさんざん語られる批判的意見を、リアルに取材できる記者たちが誰もぶつけないその姿は、まるで言論の自由を失った独裁国家のようです。
暗黒時代には当たり前だった「マスコミの采配批判」
一昔前…それこそ阪神暗黒時代を振り返ってみると、在阪スポーツ紙は阪神が負ける度に紙面で評論家の力添えを得ながら強力に采配批判・監督批判を繰り返し、時には一部マスコミが取材拒否を受けたりしたものでした。
もちろん、マスコミの影響力は大きいので、いたずらに采配批判を繰り返すことは、チームの志気をそぐようなことにもなりかねませんが、その点への懸念を差し引いてもなお、現状はあまりにもチームへの批判的意見がなさすぎます。
なぜマスコミは岡田監督の采配を批判しないのか
このように、現状、マスコミは岡田監督の妙な采配について何も批判せず、逆に岡田監督のインタビューばかりを紙面やネットニュースに載せている状況です。
なぜ、マスコミは岡田監督の采配を批判しないのでしょうか。
【理由①】岡田監督の取材拒否を恐れている
まず、やはり一番大きな理由はこれでしょう。
批判的な記事を書いて、それが紙面に載り、その結果岡田監督が怒ってしまうと、それ以降の取材を拒否されてしまう事態に陥ります。
実際、2024年は、4月4日からしばらくの間、「自分の言っていたことと違うことを記事に書かれた」ということで、岡田監督は試合終了後の取材を拒否していました。
それは、「想定内」を「想定外」と聞き間違えた、というイージーミスに近い性質のものだったのですが、試合で負けが込んでいるときには、こんなレベルのことですら取材拒否につながるのですから、正面から切り込む采配批判なんて書こうものなら、一発で取材拒否になるのは目に見えています。
一方で、スポーツメディアの立場からすると、岡田監督のコメントというのは、紙面的にも必要ですし、ネットニュース的にもPV数が稼げる、非常においしいコンテンツ。
そんな「おいしい」ものを、わざわざリスクを冒して手放しに行こうとはしない、というわけですね。
【理由②】昨年度の優勝チームに遠慮している
そして、批判的な記事に対して遠慮しているのは、岡田監督だけに対してだけではありません。
阪神タイガースを所有する、阪急阪神ホールディングスに対しても同様に、遠慮のメカニズムが働きます。
阪急阪神ホールディングスは、関西における非常に大きな企業であり、関西での影響力は絶大で、阪神タイガース以外でもさまざまなところで、何らかのお付き合いがあったりします。
それは阪急電車・阪神電車をはじめとした交通事業はもちろんのこと、阪急グループになったことで宝塚歌劇とも関係が生じてきていますし、不動産や旅行など、さまざまな分野において、マスコミとは関係があります。
こうしたことから、阪神タイガースを必要以上に敵視し、阪急阪神グループと関係が悪くなると、マスコミとしては他の分野における取材に影響が出かねない…という配慮も働いてしまうのです。
【理由③】ネット上のヘイトを増幅させたくない
SNSの状況を見てみると、阪神タイガース関係の話題は、岡田監督の采配批判と、岡田監督が過度に重用する選手への批判で渦巻いています。
この状況下で、影響力の大きいマスコミが、岡田監督の采配批判に関する記事を掲載すると、おそらく多くのSNSユーザーが「拡散」することになるでしょう。
その結果、岡田監督や、批判を浴びている各選手へのヘイトがより一層高まることが懸念されます。
しかし、マスコミの記者たちは、SNSユーザーとは違い、岡田監督や選手に直接接することができる立場であることから、こういったネット上のヘイトが彼らに襲いかかるのは、非常に心が痛むこと。
そうした配慮から、ネット上でヘイトを増幅させるような記事の執筆に慎重になっていると考えられます。
【理由④】SNS運用をしている記者が増えた
そして、これは【理由③】とも関係がある話なのですが、最近はSNSで自らのアカウントを立ち上げている記者が増えました。
たとえば、スポーツニッポンの「チャリコ遠藤」こと遠藤記者のX(旧Twitter)アカウントは有名です。
阪神・岡田監督「サードの指示やんか。誰が指示せなあかんの」 9回追いつかれた場面に苦言呈する― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/hdQjghL50x
— チャリコ遠藤🐇⚡スポニチ虎番🐇⚡️にわかエヴェッサ番🏀 (@sponichi_endo) August 17, 2024
また、スポーツ報知の中野記者も、アカウントを立ち上げ、運用しています。
【阪神】伊藤将司、1イニング4失点の大乱調を猛省「あの失点は痛い」 – スポーツ報知 https://t.co/A2XXM9Q8F4
— 中野雄太【スポーツ報知・阪神担当】 (@yuta_nakano7) August 18, 2024
こういった、自らSNSを運用している記者であれば、なおのこと、自らが選手を炎上させるような記事を書くことに、抵抗を覚えることは容易でしょう。
まとめ
以上、本日は、度重なる岡田監督の理解しがたい采配に対して、なぜマスコミが批判記事を展開しないのかについて、考察しました。
岡田監督の最近の采配については、明らかに奇妙なものが多く、SNSの阪神界隈は連日そうした采配への批判で大荒れです。
しかし、こういった采配批判の論調を、マスメディアを通して見かけることは、ほぼありません。
一人一人のファンが思っていることと、マスコミが書いていることがあまりにも違うこの状況は、まるで言論統制のようにも見えてしまって、はっきりいって不健全だと考えています。
マスコミの側に立つと、岡田監督を怒らせて取材拒否になるのを避けたいとか、ネットでヘイトを集める片棒を担ぎたくないとか、そういった事情があることは、よく分かります。
しかし一方で、負けが込み、多くのファンが疑問に思っている一連の采配や選手起用について、マスコミの記者が真意を尋ねなければ、ファンは全く納得がいかないまま、ひいきチームが負け続ける様子を、指をくわえて見ているしかなくなってしまうのです。
今のままでは、各マスコミ・スポーツメディアは、
に成り下がっているとの批判を免れません。
勇気がいることだとは思います。しかし、各マスコミにも、もしもマスコミ・マスメディアとしての誇りが少しでも残っているのであれば、どうか岡田監督に、昨今批判を浴びている采配の人を、思い切って尋ねてみてほしいと思います。
そのときはきっと、現状を打破してほしいと願う阪神ファンはみんな、味方に付いてくれるはずですから。