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グローブを柔らかくする方法!道具なしでも出来る方法を紹介!

グローブを柔らかくする方法!道具なしでも出来る方法を紹介!
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新品のグローブを買ったのに、ガチガチに硬くて指が動かない。そんな経験はありませんか?実はそのまま使い続けると、捕球ミスやケガのリスクが高まる恐れがあります。

本記事では、グローブを柔らかくする方法を、道具なしでできる手軽な手順とともに詳しく解説していきます。

グローブを柔らかくする理由を解説

新品のグローブは、乾燥した革が高密度で編まれているため、非常に硬く作られています。特にステア革は頑丈ですが、最初は手になじまず開閉がしにくい傾向があります。この硬さが原因で、ボールをしっかり掴めなかったり、捕球ミスが増えたりすることも。特に中学生のような初心者にとっては、技術向上の妨げになりかねません。

そのため、グローブを柔らかくする方法を取り入れることが大切です。革を慣らすことで自然な動きができるようになり、捕球の安定感も高まります。結果として、グローブが手にフィットし、プレーそのものがより快適で安全になります。

とくに守備範囲の広いポジションでは、わずかな硬さの違いがプレーの精度を左右します。素早く反応し、確実にボールをつかむためにも、自分の手に合った柔らかさへ調整することが大切です。試合前や練習の合間に少しずつ馴染ませておくと、パフォーマンス向上にもつながります。

グローブを柔らかくする方法3選

特別な道具がなくても、グローブを柔らかくする方法はしっかりあります。

手もみやキャッチボール、蒸しタオルなど、家で手軽に始められる手段も豊富です。

こちらでは、初心者でも実践しやすい3つの方法をご紹介します。

①手もみで形を整える

グローブを柔らかくする方法として、手もみは昔から使われてきた手法です。両手で革を軽くつかみ、指の力で折り曲げたり広げたりすることで繊維がほどけていきます。

https://youtu.be/-IwWvZDhS94?si=gY0YTr2oppFRREg3
【出典元:中村紀洋公式チャンネル【N’s method】】

一度に広い範囲を揉もうとせず、ポケットや指先など、細かいパーツごとに丁寧に扱うのがポイントです。力加減を調整しながら行えば、革へのダメージを避けつつ、自分の手に合った感覚に近づけられます。

②キャッチボールを繰り返す

一番シンプルで効果的なのが、キャッチボールを繰り返す方法です。実際の動作を通じて、革の繊維が少しずつ緩み、手の動きに合うよう変化していきます。

このとき、強いボールを投げすぎず、やや軽めのテンポで続けるのがコツです。ムリに力を加えるより、使い続けることで自然と柔らかくなっていきます。運動を兼ねてできるため、時間をかけながらグローブと向き合いたい方に向いています。

③蒸しタオルで革をほぐす

蒸しタオルを使えば、革を傷めずに柔らかくすることができます。温かい蒸気が革の内部に浸透し、繊維がゆるんで動きやすくなります。

使用前には水気をしっかり絞ったタオルを電子レンジで温めてください。グローブ全体を包み、5分ほど置くと効果が出やすくなります。その後、キャッチボールや手もみを行うと、より早く馴染ませられます。革を傷つけず、時短も狙えるおすすめの方法です。

グローブを時短で柔らかくする方法

時間をかけずにグローブを柔らかくする方法を探している方に、便利なテクニックがあります。少しの工夫で、革を傷めずに短期間で使いやすい状態へ近づけることが可能です。

こちらでは、忙しい人でも実践しやすい時短術をご紹介します。

ボールを挟んでバンドで固定する

忙しいときは、ボールとバンドを使ったシンプルな方法がおすすめです。ポケットにボールを入れた状態で専用のバンドやベルトを巻けば、輪郭がしっかり定着していきます。

ただし、力を入れすぎると革が歪み、戻らなくなることも。固定は「軽く」が鉄則です。翌朝にキャッチボールや手もみを加えれば、より自然な使い心地へと近づきます。時間がないときでも、丁寧なケアを意識しましょう。

体温でじんわり温めて癖づける

道具を使わず、もっとも手軽なのが体温を利用した方法です。グローブを装着したまま本を読んだりテレビを見たりするだけで、革がじんわり温まって柔らかくなっていきます。

とくに新品の硬いグローブには効果的で、自分の手に合った形にじわじわと馴染んできます。温まったら握る・開く動作を繰り返すと、可動性も自然とアップ。手間をかけずに、自分仕様の感覚を育てていきましょう。

グローブを傷めるNG行為

グローブを柔らかくする方法を誤ると、大切な道具を台無しにしてしまうこともあります。かれと思ってやったことが、逆に革を劣化させる原因になるケースは意外と多いです。

こちらでは、やってはいけないNG行為について具体的に解説します。

ドライヤーの熱風を長時間当てる

「温めれば柔らかくなる」と思いがちですが、ドライヤーの熱風を長時間当てるのは危険です。革の油分や水分が飛んでしまい、パサついたりヒビ割れたりするリスクがあります。

とくに高温設定での集中加熱は、表面の色落ちや変形を引き起こす可能性もあるため要注意です。どうしても温めたい場合は、温風を短時間あてるか、タオル越しに軽く行うのが無難です。

【参考サイト:WAGYU JB

重いもので無理に押しつぶす

ローブを早く柔らかくしたい一心で、重たい本やダンベルをのせて押しつぶすのはNGです。確かに形は変わりますが、革の繊維が不自然に潰れてしまい、戻らなくなることがあります。ポケットや指の間がつぶれると、操作性にも大きな悪影響が出ます。

どうしても圧をかけたいときは、軽いバンドやタオルで包む程度にとどめてください。無理な圧迫は、グローブ本来の性能を損ないます。

まとめ

新品のグローブは硬く、そのまま使うと捕球ミスやケガの原因になります。だからこそ、グローブを柔らかくする方法を知っておくことが重要です。

手もみやキャッチボール、蒸しタオルなど、道具なしでも効果的な方法があります。一方で、ドライヤーや重い物での加圧といったNG行為は革を傷めるだけです。

大切なのは、目的や素材に合った方法を選び、少しずつ自分の手に馴染ませていくこと。そうすれば、グローブは信頼できる相棒に育ってくれます。